山内 加奈子

心理学分野

臨床心理学

専門領域

臨床心理学、健康心理学


研究テーマ


研究の詳細

臨床心理学は、研究対象が病や問題を抱えた人に限定されると思われがちです。確かに問題行動や病的な現象をもった人に対して相談活動や心理的な支援を行うといった個別性に由来する課題に向き合う事例研究は大切ですが、それだけに限定されません。臨床心理学の対象は精神医学とは異なり、対象は必ずしも病的とは呼べない範囲まで広く、職場や学校での不適応、親子間の葛藤や不和等も含まれます。また、近年は子どもや教員のメンタルヘルスに関する問題が増加しています。そのため、現状を明らかにする調査研究はもちろんのこと、予防を目的とした臨床心理学的な教育介入も重要だと考えられます。


主な研究業績

researchmapよりご覧いただけます。


指導可能なテーマ

職業性ストレスとこころの健康や生活習慣の関連、児童生徒のストレスに対するこころの健康教育、診断が困難な発達障害特性をもつ児/者に対する臨床心理学的見立て等が指導可能なテーマです。調査フィールドをもっていることが望ましいですが、ない場合は一緒にフィールドを探すことになります。なお、研究方法は調査や面接等を中心としますが、臨床心理学に関する事例に対する指導を行う場ではありませんのでご注意ください。


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